すーさんは大黒柱かーさん

子育てと介護と元ブラック勤務が同時の主婦の生きるヒント

家族が脳腫瘍になった3【手術後~入院生活】

また覚書です。サクッと。

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手術後~入院生活のこと

手術当日、

終わってすぐは、

術後せん妄で、かなり攻撃的な態度で、

動けないものの、大きな声で暴言を吐きまくっていた。

 

担当医にも、

「ばかやろー!」

という最近ではあまり聞かないような暴言をあびせていた。

 

そして自分の勤め先のことを

「あそこは悪徳商法をやっているから

 すぐに辞めるから手続きをすすめろ!」

とか言い出すしまつ。

 

もちろんその会社は、悪徳ではないので全部妄想。

私は恐怖で逃げ帰った。

この先どうなるのか不安でしかたなかった。

 

でもそれは術後せん妄。

翌日には妄想も収まっていて、少し安心した。

 

この頃から、記憶があるそうだ。

先生に暴言を吐いていたことを話したら、

先生に何度も謝っていた。

 

他にも昨日までのことを話しても、

何一つ覚えてなかった。

 

まだ子供は連れて行っていない。

 

頭も顔も腫れあがってる。

頭皮をべろーとめくって、

四角く頭蓋骨を切り取り、

腫瘍ごと脳の一部を取り除いたのだ。

 

なんだか信じられないような手術だな。

 

 

入院生活は

点滴がとれたのが3日後。

4日後には大部屋(4人部屋)へ移動した。

頭蓋骨って、普通の骨折みたいにもうくっつかないんです。

だから外れないようにプレートでとめてあるだけらしい。

 

強くぶつけると陥没しちゃうかな。

 

そんな感じ。

 

腫瘍脳を取り除いた後の、こぶし大の空洞には水が入っている。

脳は水で安定しているそうな。

 

点滴が取れたのでうろうろできる。

リハビリが始まる。

療法士さんが脳トレや運動を指導してくださったていた。

 

いまどきは、入院したからといって、

動けるものは早めに動いて早めに退院を目指す。

 

救急指定病院でもあるのでそんなに長居もできないそうな。

 

レンタルだと高いので、

着替えとか洗濯物を持ち帰る。

私は洗濯物の交換のために

通院してた。

 

ほかにすること、とくにないし。

 

4人部屋だだったけど、

おしゃべりしたりして仲良く慣れたのは、

若い男性だけだったな。

 

やはりお年寄りが多い。

ほぼお年寄り。

あたりまえか。

ここは脳外科。

 

 

親戚とかお友達とか、

何人かお見舞いにきてくれてた。

 

子供も大部屋に入ってから連れて行ったかな。

 

娘はいつもたいくつそうで、

そこにあった漫画雑誌を読んでいた。

 

顔の腫れもおさまった。

 

たくさん歩いていたようだ。

担当医が、

「ご主人が元気に歩いてる姿を見ると、

 嬉しいです。」

と言っていた。

 

 

 

退屈対策

痛い痛い!

頭が痛いー!

と最初の頃は、ただただ頭を抱えて眠り続けてたから、

退屈とかは圏外。

 

でも、そこそこ体調のいい人の入院生活で一番必要なのは、

たいくつ対策。

 

とはいえ、

今はネットが使える環境さえあれば、

まったくたいくつしないんじゃないかな。

 

病室でwifi環境があれば完璧。

 

これは病院によりますね。

 

ネットが使えないと、

カード式のテレビかとかラジオ聞くとか。

本を読むとか。

 

見舞いに来る友達にはひまつぶしグッズお願いしてた。

 

でもなんだか高級なお菓子とか、

脳があれだから、

と脳トレ雑誌だったりとか。

 

いやありがたいっす。

 

とっても喜んでたし。

 

来てくれただけでもう。

 

文句なんてないけど、できればさ、

 

脳トレは毎日リハビリでやってるし、

 

漫画とか雑誌とか、ゲームとか、話し相手とか

欲しかった。

 

あぁ贅沢でわがままでごめんなさい。

 

 

おやつも、

賞味期限の短い上品なものでなく、

たくさん入っててバリバリ、

パクパクできる安いお手軽なやつがいなー

なんて。

 

うちだけかな?

 

メロンもらっても困る我が家。

誰も食べんし。

 

柿ピー的なおやつ定期的に買ってた。

小袋だしなんだかちょうどいい。

 

個人の冷蔵庫とテレビは、

有料カード式で、テレビだけに使いたい。

冷蔵庫は使ってなかった。

 

けちけちよ!

 

休憩室に無料の給湯器があって、

冷水もお湯もお茶も欲しい分だけもらえたし。

院内にコンビニあったしね。

 

歩いていける冷蔵庫だ。

 

そーいえば、

私が出産で入院した時もそんな感じだったな。

 

 

 

 

その頃、母子の生活は

旦那の入院中、

時代は平成から令和に変わった。

 

長いGW中だった。

 

令和に変わってお祭り騒ぎの世間との温度差よ。

 

私がしていたことは、

まず旦那の車を引き取りにいくことから。

 

またまた親戚にお願いして旦那の職場まで車を引き取りにいった。

 

あーパンクしてた。

 

パンクを応急処置してもらって娘も一緒にきてくれて。

 

でもさー、

車の中めちゃくちゃ汚かった。

いつのお弁当?とかいつの飲み物?とか。

 

ゴミ屋敷ならぬゴミ車。

外から見たらわかんないから、

いったいいつからこんなに汚かったのか。

通勤のみで使ってた車。

 

もうね、てんかんがある限り車の運転はさせられないので、

旦那の車は売却するって決めてるんだけどね。

 

これじゃ売れん。

きれいにするのが、そりゃーもー大変だった。

ゴミじゃん。

こーゆー車嫌い!

私、車にいろんなもの乗せるのきらいなのに、

ゴミばっか。

脳の誤作動ってほんとやっかい。

 

ゴミを捨てて、娘と一緒に洗車場へ。

中も外も磨いた。

 

この車、

まだローンが残ってて、

売却するために残債を払って、

私のパートの貯金が消えた。

 

子供との生活のためにためてたのに。

こんなことのために働いてきたのか。

 

ここ数年のおかしなできごとで、

貯金がどんどん消えて行った。

なくなったよ。

 

また貯めるけどね。

むなしいわ。

 

さらに家のローンがっつり残ってるし。

 

もう旦那転職するしかないけど、

何ができるんだろう。

 

お金のこととか、

これから申請していくこととか調べまくる。

 

あーよくわかんない。

もーいや。

 

楽しくないこと大嫌い。

 

もう何にも考えたくない。

私は子供のために頭使いたいのに。

 

高齢母は若い時みたいに、

同時進行でいろんなこと考えられない。

心臓が痛い。

 

GW中だったから、

子供どっか連れてかなきゃと思うんだけど行けず。

 

映画観て、

近場のイベントにちょこっとでかけただけ。

 

あとは車の売却のために、

何件か見積もりに出かけたり、

お金集めにまわったり、

入院の見舞いにきてくれる親戚の送迎したり。

仕事探しとか。

病院周辺で終わったGW。

 

子供の心の中が心配でしかたなかった。

1年半たった今でもさ、

心から笑えない。

 

何もかも変わっちゃった。

 

何からしらたいいのか。

 

何にも頭に入ってこない。

 

旦那はもう、頭痛もなく健康そうにしか見えない。

 

本人が一番辛いんだ、

 

誰もがそう言う。

 

本当にそうだろうか?

 

本人ですら、

辛いとかストレスとか感じないと言う。

 

失った前頭葉。

 

思いやりとか努力するとか、できなくなった。

 

本人は、

お金の心配も

仕事の心配も

子供の心配も

生活や晩御飯のことすら

 

もう考えない。

 

 

娘は、全ての習い事を辞めた。

母子の気分がだだ落ちだ。

 

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